クレイドル・ウィル・ロック 奇跡の一夜〜「自分に正直」はブラボ-

1930年代のニューヨークの実話。大恐慌。、経済が大混乱を起こし、当時のアメリカは、すべてが大混乱に陥った。生活が出来ないって、状況がシンドイのは、歴史について詳しくなくても、身に染みてわかるのだ。仕事がない。でも生きていかなきゃ。そんな状況…

最‘新’絶叫計画〜社会的OKなシモネタ悪フザケのボーダーは?

嘘かマコトかヒットしたそうだ。 なんかいろいろ、ウワサあるんですけど。障害者ネタはカットされたとか。でもって、はっきり、黒人差別してんじゃん、とかね。その差別の仕方が「友達のはずが、本心は差別してたけど、友達のフリして偽善だった」みたいなロ…

ヒア・マイ・ソング〜歌って笑ってハッピーエンド?

愛らしいダメ男には、いつも人が集まってくる。 イギリス、リヴァプールのミュージックホールの支配人さん、その名も「ハートリーズ」ていう、ロゴの真ん中にハートを射抜いたのが入ってる舞台は、経営がちとやばかった。そのための企画第一弾が、スペルが一…

10億分の1の男〜ハズレがあるならアタリもあるわけだ。

常識のなせるワザなのか。 人間って、可能性を自分から狭めているとこあるよな。例えば、宝くじ。当たるはずない。100分の1程度でも、自分が99人になる可能性の方が高い、とか、どっかで思ってる。まあ、なんて夢のない話、なんて思わないでね。 この映画に…

パンチドランクラブ〜キレちゃってもいい?上手くいかないから。

上手くいかないと、キレたくもなるのである。 キレやすいかどうか、ってより、上手くいかないのが続くとキレたくもなるのである。欲望が欲しいんじゃない、ただ優しい「感触」が欲しいだけ。だって、姉からは得られないもんだもん自分を表現出来ないとキレた…

ラスト サムライ〜アメリカでつくった日本史の教科書なんだってば。

銃の歴史がスゴイのよ。 刀よりも詳しいと思うのよ、アメリカだから。最初、ネイサンは皆さんの前で、銃の宣伝をする。この銃はインディアンを殺して改良に改良を重ねてるから、いい銃だよ、って。で、日本に来て、大砲がやってきて、次がガトリング銃だしょ…

奇人たちの晩餐会〜人のことバカっ!ちゅ〜人がホンマのバカ。

出版業界にプロシャンさん。おお、細身の男前。あん、誰かに似てるな、誰だろう。こういう役を佐藤浩市さんに演じていただいたら、おもしろいんだけどね。実は、舞台版で、明石家さんまが彼の役をやっていたようだ、と最初から、思い切り、話それてまんねん…

KAFKA/迷宮の悪夢 〜目玉がギョロリ、映像が格調高すぎだって

ソダーバーグ監督作品。 ずーとずーとずーと、モノクロが続く。ワタシね、昔の作品見るの好きなんだけど、ホンマに昔の作品かな?と思うほどのエエ感じのモノクロ具合っす。ネタもね、モノクロ時代のシンボリックな感じがする。何がって?ああ、階級社会とか…

ハウルの動く城〜宮崎アニメについて書くってドキドキするわあ〜。

まず、見終わって一安心したの。 ジブリのアニメは、エンタメの他に、いつもメッセージを感じてしまうのだけど、それはいわゆる、現状を否定してるとこから始まってると思うの。『もののけ姫』は自然に対してだし、『千と千尋の神隠し』にしても、アイサツと…